■「休日の写真館」について

「Portrait」の写真を発表します。
これまでの僕の写真家としての作家活動での主なテーマは、対「人」というプロセスの中で作り上げるのものでした。
その延長線から、新しいプランとして生まれてきたイメージが、「休日の写真館」ということになります。
これらの作品は、シチュエーション型の写真表現でありますが、広告写真やファッション写真といった消費社会における役割としての表現ではなく、見慣れた風景を異化することによって、物事の本質を見抜こうという試みです。

大きく引き延ばされた写真は、僕が撮影時に被写体と向きあったのと同じように、見にきた人と見つめ合えるかたちで展示します。
僕自身、人やモノの持つ性格、事物に大変興味を持っていて、それらのある特定な時間を一枚の写真空間に同居させるというのが今回の作品の一番のねらいです

池田晶紀

■アーティストプロフィール

池田晶紀
IKEDA MASANORI


1978年 横浜に生まれる。現在、東京都在住。

個展
2001年 『自分愛』ドラックアウトスタジオ(東京)
2002年 『NORMALE』ドラックアウトスタジオ(東京)
2003年 『NORMALE』ガレリア・プント(東京)
      『先生と江ノ島』ミヅマアートギャラリー(東京)
2004年 『休日の写真館』ファッツアートスペース(東京)
      『休日の写真館』アップリンクギャラリー(東京)


グループ展
1999年 
     『ランチボックス展』スペースNs(東京)
     『アーバナートファイナル』パルコギャラリー(東京)
2000年 
     『WALL』YELLOW(東京)
2001年 
     『e展』ドラックアウトスタジオ(東京)
     『地雷展』ドラックアウトスタジオ(東京)
     『プライヴェートビュー』ドラックアウトスタジオ(東京)
2002年 
     『39アート』展 ドラックアウトスタジオ(東京)
     『UPUP』展 ドラックアウトスタジオ(東京)
     『サーキットサーカス』展 プラザギャラリー(東京)
     『真夏のアイスコーヒー物語ドラックアウトスタジオ(東京)
     『写真展』すどう美術館(東京)
2003年 
     『39アート』展 ドラックアウトスタジオ(東京)
     『地雷展2』ドラックアウトスタジオ(東京)
     『東京デザイナーズブロックセントラルイースト』旧高野家ー東神田(東京)
     『マルチプル展』ギャラリーTEZZ(東京)
2004年 
     『ニューヒストリーエキシビジョントゥー』ガレリア・プント(東京)
     『セントラルイーストトーキョウ04』ムサシノビル4Fー神田 (東京)




ディレクション
1999年 若手作家仲間とドラックアウトスタジオを設立。代表。
     フリ−ペーパー『スタイル』(アーティストインタビュー誌)を製作。
     (現在までに(03.5月)9名の作家を取り上げる。)
2000年〜2003年 
     ドラックアウトスタジオ、スペースをノンプロフィットギャラリーと
     しての機能を立ち上げ。以降、企画展、プロジェクトなどにディレクター
     として関わる。主な企画展は、『サイクリング展』、『地雷展』、
     『真夏のアイスコーヒー物語』などがある。また、これまでにリスぺクト
     させて頂いたゲスト作家は、(敬称略)池田光宏、サダヒロカズノリ、
     ヒロ杉山、藤原隆洋、できやよい、笠原出、中島信也、松蔭浩之、高山裕
     子、都築潤、松本弦人、宇治野宗輝、小木曽瑞枝、田中北斗、保里正人、
     林佳代子、中山ダイスケ、亀井佑二、など。
2004年 圓島努展「ヒアアンドゼア」プロデュース ドラックアウトスタジオ(東京)

パフォーマンス
2002年 『ノータレントショー』現代美術製作所(東京)
2003年 『ノータレントショー』現代美術製作所(東京)

芸能
2002年 『コミック牙』(cs放送 ビュージック)監修:ピエール滝
 〜
2003年  6月号、8月号、11月号、にて出演。
2004年 『横浜のお坊っちゃん』として各地でライブ活動を始める。

賞歴
1999年 『アーバナートファイナル』入選。


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