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大黒弘は、一貫して生命力あふれるプリミティブな造形を 追求しているアーティスト。 不思議な生命体を思わせるフォルムがユーモラスにうごめく 魅力的なタブロー、強烈な色彩の躍動するストリートペイン ティング、建築家とのコラボレーションによるスケールの大 きなモザイク作品など、その制作はこれまで多様な領域で展 開されてきました。 この度の個展『−(マイナス)30YEARS』では、会場に数百 キロの土を使用して、約10日間かけて制作するエスニック なインスタレーションと、それを取り囲むように京都で制作 した約80点のセメント製の新作レリーフを壁面に設置。 また、インスタレーションの制作課程の一部始終を記録した ドキュメント・ビデオも放映。 さらに過去に制作したタブロー、オブジェなどの小作品も合 わせて展示します。 |