サンパウロ市から海へ続くハイウェイに沿って、地平線に広がる巨大な工場地帯。 その記憶をもとに制作した想像的なカタストロフの光景。実際、この地域では環境 汚染が深刻で、奇形児の出生率も高い。 とはいえ、「べつに環境破壊に反対するメッセージとして絵をかいているわけでは ない」というのがオスカールの弁。この作品には、個人的な記憶だけでなく、メデ ィアを通して目撃した、現代の戦争や災害のイメージも合成されている。 戻る