パルコキノシタ個展の副題「アドゥレセンス黙示録」は、この夏 全国東映洋画系で公開される劇場版アニメ『少女革命ウテナ』の タイトルから取られたものです。この映画のため、彼は監督の幾原氏より 依頼を受けて、映画のストーリーの中で大変重要な役割を果たす花の絵 の原画を制作。ここから得たインスピレーションから、この度の「花」を メインテーマとする展覧会の構想が生まれました。 展示する作品は、映画『少女革命ウテナ』で使用された原画(13点) を披露するほか、昨年徳島における「明石海峡大橋開通、四国−本州 全線開通記念イベント」で公開制作した10メートルの巨大な花の絵の 作品を展示。さらにパルコキノシタの生命力に満ちあふれた花々のペ インティングやインスタレーションで現代美術製作所の会場を埋め尽く します。 |
展示作品 |
PROJECTSPACET |
A 「劇場版・少女革命ウテナの為に描いた王子の作品」1999 <ペインティング(板、アクリル)> |
1 「刀をふりあげる王子(1030(H)×728(L)) 2 誓いを立てる王子(1030(H)×728(L)) 3 落ちて行く王子(728(H)×1030(L)) 4 世界の果てを見つめるアンシー(428(H)×598(L)) 5 囚われのアンシー(728(H)×1030(L)) 6 決闘場の王子(598(H)×428(L)) 7 踊る王子(928(H)×1030(L)) 8 小舟(598(H)×428(L)) 9 アンシーの光と影(728(H)×1030(L)) 10 バラの王子(1030(H)×728(L)) 11 アンシーの子宮(1030(H)×728(L)) 12 フライングローズ(1030(H)×728(L)) 13 消えゆく自我(1030(H)×728(L)) 14 鐘(428(H)×598(L)) |
B 「消えゆく記憶の中で描き残された花の銀色のイメージ」1999 <ペインティング/ドローイング(キャンバス、板、紙)> |
1 枯れた花がささっている花ビンの消えゆくイメージ(1580(H)×1080(L)) 2 枯れた花の消えゆくイメージ(1030(H)×728(L)) 3 枯れた花が頭を垂れる消えゆくイメージ(1600(H)×900(L)) 4 バラの消えゆくイメージ(1030(H)×728(L)) 5 小作品−1999.7月花プロジェクトの為の習作(80(H)×80(L)〜180(L)) |
C 「1999.7月プロジェクト」1999 <ドローイング(鉛筆、アクリル、紙)> 表情状30点 ( (H)× (L)) |
D 「花サーキット地獄編」1999
<VTR作品> |
1 イエロー (30分) 2 オレンジ1(30分) 3 オレンジ2(30分) 4 レッド(30分) 5 (花サーキットコース一式/ビデオ4本・セッティング含) |
PROJECTSPACEU |
E 「1999.7月プロジェクト資料集」1999 <インクジェットプリント> |
F 「川の水質問題を考えるための水上におけるライブペインティング」1998 <ペインティング(綿布、ミルクペイント)> |