The Vehicle 「TOKYORAMA」展
ザ・ビークル「トキヨラマ」展 |
協力:ギャラリーef/三田村光土里/ピーター・マクドナルド/ビークル・プラス
主 催:現代美術製作所
地域関連イベント
−「TOKYORA」展 第2会場のお知らせ− 会期中、浅草のギャラリーefでも、ビークルの作品展示が行われます。地図はこちら! 連絡先:(tel:03-3841-0114/地下鉄浅草線「浅草駅」A5出口1分、または、東武線「浅草駅」1分) |
アートユニット・THE VEHICLEは、"Art
Begins at Home (芸術は家庭から)" をモットーに掲げ、日常生活にひろがる様々なイメージをサンプリングし、それらをもとに多彩な表現メディアを駆使しながら作品の制作を行っています。ちなみにVEHICLEとは、英語で「乗り物」という意味以外に、「(情報の)伝達手段」というようなメディア的な意味も持っています。
今回の展覧会のタイトル「TOKYORAMA(トキヨラマ)」は、ジャン・リュック・ゴダールの映画に登場する、ある架空の都市の名前です。
「パノラマ」や「ジオラマ」などを連想させる、視覚的ニュアンスを伴うこの合成語は、東京を拠点に、メディア社会におけるイメージの表層性をテーマに作品を制作している彼らにとって、とりわけ象徴的な響きを持っています。
巨大なメディア都市として、日々全国に向けて膨大な情報を発信し続ける東京。無数のメディアが紡ぎ出すイメージによって、私たちの日常意識は知らず知らずのうちに変容し、形作られています。
「TOKYORAMA」展は、まさに東京という場で、THE VEHICLE独自の三次元的なサンプリングという手法により、メディア都市を浮遊する曖昧な日常のイメージを捉え、目に見える形に定着化する試みとなることでしょう。
このたびの現代美術製作所における展覧会では、過去に制作された「しらかば」シリーズの他に、新作として、家電製品を描いた平面作品、実際の人間から型取りした「人型しらかば」、ヴィデオ・プロジェクションを用いたインスタレーションなど、合わせて約10点の作品がまるでショールームのように展示発表される予定です。
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