※以下のイベントは無事に終了いたしました。
ご参加くださった皆さんありがとうございました!
会場にてその時の模様をVTRで放映しています。迷路のような路地探検!



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「向島」タウン・ウォッチング



ナビゲーター:ティトゥス・スプリー(Titus Spree)
東京大学建築学部博士課程・向島ネット代表・建築家



■開催日:6月17日(土曜日)   
■時 間:午後2時集合
2時間ほど街歩きを行います。(雨天決行)

■集合場所:現代美術製作所
      
〒131-0031東京都墨田区墨田1-15-3(東武伊勢崎線・東向島駅より徒歩約3分)
         Tel/Fax: 03-5630-3216


■定 員:20名

     (参加ご希望の方はお名前・電話番号をご記入の上、FAXにてお早めにご予約ください)

■参加費:無料       


現代美術製作所のある一帯は、「江戸の川向こう」という意味に由来する、「向島」という名称で古くから人々に親しまれている地域です。ここには木造住宅や町工場が小さな路地を挟んで密集し、東京の下町特有の親密なコミュニティーが今もなお息づいています。もちろん社会環境の急速な変化に伴い、向島地域もまた、日本各地の古い市街地と同じく、地域産業の衰退、人口の減少、高齢化、防災などの様々な現代的テーマを抱えています。
ナビゲーターのティトゥス・スプリーは1966年、ドイツに生まれました。母親の知人がかつて向島に滞在して制作したドキュメンタリー・フィルムをドイツで見たのがきっかけで、この場所に強い興味を抱き、ついに日本への留学を決意。現在は東京大学建築学部の大学院博士課程(大野研究室)に在籍しています。建築家としてのティトゥスが向島に寄せる関心の強さは、決してエキゾティックな異国への憧れや、古いものにたいするノスタルジーによるものではありません。向島という街の持つ多様性や複合的な性格を、これからの都市のあり方を考える際のコンセプトとして、新たな視点で読み直そうとしているのです。ティトゥスはまた、ワークショップやイヴェントの企画を通じ、向島の地域社会にも積極的に関わってきました。彼が中心となって、1998年7月には建築を学ぶ学生を対象にした「向島国際デザインワークショップ」、2000年5月には都市計画・建築・アートの枠を越えた展覧会「向島ネットワーク」が開催されています。
あなたもぜひ、ティトゥスと一緒に、古いものと新しいものが複雑に交錯する向島を散歩しながら、これからの街や建築のあり方について考えてみませんか?皆さん、どうぞ「向島」タウン・ウォッチングにふるってご参加ください。



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