■ グラインダーマン・パフォーマンスイベント■
「1999 turned 6661」
1999,10/22-23-24
19:00-20:15


−その1−

グラインダーマン
をご存じですか?'97年、テレビ東京の番組「誰でもピカソ」の”アートバトル”のコーナーで、初代グランドチャンピオンの栄光に輝いた彼らは、主に鉄で出来た鎧のようなものを体に装着し、テクノミュージックに合わせて映像とパフォーマンスをミックスした演出により、不思議な世界を繰り広げるアート集団です。ライブ活動はもとより、ビデオ制作、'99年7月には福島県立美術館の「コラボレーション・アート展」にて作品展示とパフォーマンスを披露。今後様々な活躍が期待される彼らが、今回ギャラリーという場所で初めての単独ライブパフォーマンスを行いました。
通常のメンバーは4人、しかし今回は9名による多勢の出演による豪華で見応えのあるイベントとなり、1時間半弱でも内容は盛りだくさん。ファンの熱気もさることながら3日間、会場は満員の観客で埋め尽くされました。パフォーマンスの内容はもちろん、装着する作品のデザインにも要注目です。

「Go-Head-Parallel」

グラインダーマンの代表的キャラクター作品。
軽快な音楽に合わせて、横に平行して一列に並び、規則的でユーモラスな動作で行進しながら登場。
頭にかぶった鉄製のキューブ型のヘルメット型のものは4キロもあるというが、そんなことはほとんど感じさせないリズミカルな動きが不思議な見どころ。
一人ずつゴーヘッドをはずして中央に積み重ねます。
無表情に少しずつ前進しながら変化する動作とともに、スーツ姿が社会の歯車となって身動きの取れないサラリーマン姿のようでもあり、緊張感を醸し出す正装姿のようにも見えて・・・。

8個全部が高く積み重なったあと、全員が音楽に合わせて音もなく一瞬で引き抜く様は、まるでマジックショーの様でちょっと美しい。
けたたましい非常ベルを鳴らしながら、不思議な人物(?)が登場。
仮面をはずすと、非常ベルの音もランプも消え、また新たな人が被ると再びベルが激しく鳴り、ランプもつきます。
危険な雰囲気だけど、時々生身の人間の顔がチラッと見えるのが面白い。
8人の立方体ゴーヘッドのうち4人が下がった後、長方形ゴーヘッドの登場。
残りの4人のゴーヘッド・パラレル達と激しく衝突!
ぶつかる音が痛そうでキケン、でも大丈夫。
ポケットから目と口のシールを出して、福笑いのように貼り付けたあと、前列の観客と握手をするなど笑いを誘う場面も。
「G-Tank」

頭の両脇にピンポン球を取り付けた人物が、中央に筒のついた大砲型の仮面を被った二人にそれぞれ球をセットする。
お互いや観客に向けて、筒の仮面の二人が球を吹き付けるが、あまり遠くには飛ばないのでさほど当たらない。
やがて両脇の二人が自ら頭に取り付けた球を手で取り外し、壁や観客に向けて投げつけ始めるシーンが滑稽。
会場の席は、ゴーヘッドが並ぶインスタレーションも兼ねてこのようになっています。

<画像資料一部提供:STAFF 武藤充里/佐藤佳奈子>

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